今週の相場を終えて。
米国市場にコロナショック 記録ずくめの1週間 ダウ下落率は12%超 金融危機以来の大きさ
今週はすごい1週間だった。自分が投資の世界に入ったのは2016年春。その当時も
チャイナショックが終わった後だったので、株価の値動きが激しく、3月ぐらいから、6月ぐらいまで、日経225の値幅が1000円ぐらい上下に動いていて、かなり激しい年だった。その時は米国の大統領選挙とユーロ離脱の選挙があって6月ぐらいまではかなり値動きが激しかったが、10月にトランプに大統領が決まると、株価がものすごく上がったいたのをなんとなく覚えている。確かに今の日本の業績を考えてると、今の株価水準はおかしいと思っていたが、米国があそこまで急落するとは思っていなかった。やはりPER20倍は暴落の目安なのだろうか?(過去3回の暴落はPER23倍付近で急落)
しかし、マザーズの下げが止まらない。今週は15%下落高値からついに、半減している。過去のマザーズの長期トレンド見ると、ITバブルの時は約10分の1に下がっている。まだ下げがとまらない状況だと、まだ下がるのか?と思ってしまう。小型株メインの自分としては、上向いてほしいと思ってしまう。
日本株はコロナの影響でジワジワ下がったきていたので、ポジションを徐々に減らす事ができていたので、それほどダメージは軽症だったと思うが、米国のような急落だったら適切に対応できたのか分かたなかった。でも今回は比較的落ち着いて相場を眺めている事ができた。でも今回の事であらためて、米国の指標を見る重要性を認識した。
今回は債券の変調に気がつき、資金が株式から安全資産に流れているのを察知できうまく逃げる事ができた。これも前回のVIXショックの時の経験が活きていると思う。下落相場を経験する事で、段々成長する自分を感じる事ができる。
日経225の下落率の推移。を見るともう底なのかと感じてしまうが、前回の時もそうだけど、米国が落ち着かないと、日本株の状況は変わらないと認識している。
ニュースを見ると、中国の影響もかなり下振れ要因のようである。やはり米国でも中国の依存度が高いのを再確認。中国でのコロナの感染者はピークを過ぎているようだが、
ただ今回のコロナウイスルは再発率が中国の集計だと、15%あるらしいので、収束にはまだ時間がかかりそうな印象。中国が正常化すれば、今の状況よりはよくなったくると信じたい。
安値 | 下落率 | PER | 騰落レシオ | 乖離率 | PBR | |||
2016/6/24 | 14864.01 | -2749.55 | -15.6% | 57 | 12.6 | 83.5 | -9.6 | 1.03 |
2016/11/11 | 16111.81 | -1044.55 | -6.1% | 63 | 14.6 | 114 | 1.6 | 1.2 |
2017/4/21 | 18224.68 | -1443.33 | -7.3% | 49 | 15.6 | 78.49 | -1.12 | 1.23 |
2017/9/8 | 19239.52 | -1078.59 | -5.3% | 77 | 13.6 | 96.51 | -1.51 | 1.22 |
2018/3/30 | 20347.49 | -3781.85 | -15.7% | 63 | 12.64 | 98.17 | -0.27 | 1.19 |
2018/7/6 | 21462.95 | -1587.44 | -6.9% | 42 | 13.01 | 81.95 | -2.78 | 1.19 |
2018/12/28 | 18948.58 | -5499.49 | -22.5% | 84 | 11.22 | 77.88 | -5.91 | 1.04 |
2019/8/9 | 20110.76 | -2252.16 | -10.1% | 105 | 11.71 | 79.51 | -3.15 | 1.03 |
2020/2/28 | 21142.96 | -2972.99 | -14.1% | 42 | 13.05 | 53.31 | -9.02 | 1.02 |
■史上最速で「相場停滞局面」入り